経営情報システム:インターネットに関する常識問題の解説(最終更新:2015/12/06 16:33:44 JST)
被害者であればコンピュータウイルスを広めても許してもらえる:×
増殖方法:メールソフトからアドレスを見つけ,ウイルスつきメールを大量送信する.知人からのメールなのでうっかり読んでしまって,感染する.
被害者から加害者へ:直接の原因となった加害者が被害者の怒りの的となる.つまり本当の加害者ではなくメールを送った人に怒りが向けられる.
パソコンのデータやソフトだけでなく人間関係と信用を壊す
インターネットに公開されているページの写真は自分のインターネットのページで自由に使ってよい:×
著作権と著作物を作成した人を保護する権利
著作物の公衆送信権,複製権など
著作物には文章,絵画,写真などが含まれる.
インターネットに限らず,著作物を複製あるいは公開する場合は著作権者の許諾が必要となる.また顔写真の場合などは肖像権も発生するので注意が必要である.
勝手に他のページへのリンクを作成して公開すると著作権に触れる:×
ウェブ上での違法,合法の境目
リンク時に要連絡とあっても連絡義務はない.ただしエチケットとして連絡するのが礼儀
ネチケット=インターネット上のエチケット(ネット+エチケットの造語)
電話番号や住所はどうせどこかから漏れるのでウェブページに掲載しても問題ない:×
個人情報は非常に価値がある(売れる).
DMよりも電子メールの方が手間もお金も不要なので,電子メールアドレスが漏れると商品販売の不要なメール(スパムメール)が大量に送られてくる.
不要メール送信者に送信断りのメールを送ると,そのメールアドレスが有効であることを教えることになる.じっと耐えるか,フィルタを使ってごみ箱行き.最近は空のメールアドレスを送信して,メールアドレスが使われているかをチェックする手法もある(使われていなければ,ユーザ名が違うというエラーメールが戻ることを悪用している)
ネットストーカ=インターネット上のストーカの標的なることもあるので,ウェブなどで不必要な情報を公開しない.
個人情報保護法=個人情報を扱う企業団体に対する法律
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