システム監査:ガイダンス(最終更新:2015/12/06 16:33:44 JST)
この講義のガイダンスとして,講義の概要と他の講義との関係などについて解説する.ここではシステム監査について,実務面よりも,経済産業省情報処理技術者試験のシステム監査のシラバスに中心をおいて講義する.実務に関しては一定の枠組みはあるものの,それぞれの組織により異なる面もあるため,組織によらず普遍的であると考えられる情報処理技術者試験のシステム監査のシラバスを採用する.
この章の内容
この講義では,教科書を利用するため,教科書中心の形態となる.他の吉川が担当する講義と同様,インターネット上のWebサーバに資料を公開するが,資料は教科書の補助と考えてもうとよい.またインターネットブラウザを利用した演習,インターネット上の情報源へのアクセスなどを行うため,ノートパソコンを活用する.
資料を公開しているページのURI(Uniform Resource Identifier)は次の通り.
http://www.sip-ac.jp/:主観情報処理のページ
その中の「教育」のページの「講義資料」のリンクをクリックする.ただし,受講生と大学院関係者だけが閲覧できるように,ユーザIDとパスワードでアクセス制限を行っている.なお,パスワードは気が向けば変更し,講義中に新しいパスワードを連絡する.
上述のWeb上の資料に加えて,この講義では次の書籍を教科書として使用する.受講する人はできるだけ早急に準備してください.
落合和雄著:情報処理教科書 システム監査技術者,翔泳社
会計処理に情報システムが多用されており,情報システムの監査を行うシステム監査が一般の会計に関する監査と同様重要になってきている.そこで本講義では経済産業省の情報処理技術者試験の中でも公認会計士と関連の深いシステム監査技術者試験に対応した内容を概説する.
各回の講義の内容については,教科書の目次を用いて説明する.
情報関連の講義の概要は次のようになる.