経営情報システム:新QC7つ道具(最終更新:2016/11/19 18:05:48 JST)
比較したい対象とそれらを比較する項目を行列(マトリクス)の形式で表す手法.各項目ごとの優劣の評価は3件法や5件法により評価する(例えば,◎,○,△).評価対象の関連や優劣を調べることが可能.
評価項目 | 守備 | 打撃 | 走塁 |
---|---|---|---|
金本知憲 | ○ | ◎ | ○ |
赤星憲広 | ○ | ◎ | ◎ |
今岡誠 | △ | ◎ | △ |
藤本敦士 | ◎ | △ | ○ |
マトリクス図法の各項目の関連が定量化できた場合に計算により見通しよく整理する方法.多変量解析法である主成分分析や因子分析が利用されることが多い.マトリクス図法の評価項目が多数から構成されている場合,少数次元で項目を表すように変換する手法であるととらえればよい.
過程(Process),決定(Decison),計画(Plan),図(Chart)の頭文字から命名されている.PDPC法の特徴は,計画を設定する際に関連する環境や事態が流動的で,計画実施中にそれらの状況を見定めて色々なルートを選び進めていかなくてはならないような場合の計画策定段階で活用できるところにある.したがって,処理を単純に並べるだけでなく,分岐処理やあるいは元の処理に戻る時間と逆方向の流れを設定されることもある.
収集したデータを似通ったもの同士をまとめて,グループごとに意味を持たせることを通して,問題点を明確化する手法.川喜多二郎氏の考案したKJ法もこの一種といえる.データ収集には,ブレインストーミングが用いられることもある.小さな部品をまとめて全体像を構成していくイメージで,連関図法のトップダウンに対して,ボトムアップと言える.グループ化の処理には,ワープロのアウトライン機能やアウトラインプロセッサの専用ソフトを用いることができる.
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