情報セキュリティ:ガイダンス(最終更新:2015/12/06 16:33:44 JST)
この講義のガイダンスとして,講義の概要と他の講義との関係などについて解説する.この講義では情報セキュリティに関するソフトウェア,ハードウェア,制度などを取り上げる.なおただ講義を受講するだけではもったいないので,経済産業省情報処理技術者試験の情報セキュリティスペシャリストの受験を念頭において実施する.
本章の話題
このでは,教科書を利用するため,教科書中心の形態となる.他の吉川が担当する講義と同様,インターネット上のWebサーバに資料を公開するが,資料は教科書の補助と考えてもうとよい.またインターネットブラウザを利用した演習,インターネット上の情報源へのアクセスなどを行うため,ノートパソコンを活用する.
資料を公開しているページのURI(Uniform Resource Identifier)は次の通り.
http://www.sip-ac.jp/:主観情報処理のページ
その中の「教育」のページの「講義資料」のリンクをクリックする.ただし,受講生と大学院関係者だけが閲覧できるように,ユーザIDとパスワードでアクセス制限を行っている.なお,パスワードは気が向けば変更し,講義中に新しいパスワードを連絡する.
上述のWeb上の資料に加えて,この講義では次の書籍を教科書として使用する.受講する人はできるだけ早急に準備してください.
高橋麻奈:やさしい情報セキュリティスペシャリスト講座,ソフトバンククリエイティブ
種々の情報システムを安全に活用するために,情報セキュリティに関する技術面,制度面の問題点および対策について取り上げる.まずセキュリティの考え方を概説した後,情報資産に損害を与えるインシデントとその対策について紹介する.対策については,ウイルス対策やファイアウォールなどの技術的な対策と利用者規則に当たるセキュリティポリシーの両面について概説する.シラバスには書けないが,経済産業省情報処理技術者試験 情報セキュリティスペシャリストの対策講義になっている.
以下のような内容について講義を行うが,時間が不足するため,以下からいくつかのテーマを選び,実際には講義を行う.
各回の講義の内容については,教科書の目次を用いて説明する.
情報関連の講義の概要は次のようになる.